【種類別】看板の撤去費用の相場|安く抑える方法や依頼時の注意点を解説
- 付帯工事
- 2024.04.11
岡山にお住まいの皆様こんにちは!
岡山の解体パートナーズブログ更新担当です!
事務所の閉業や移転のタイミングで「看板を撤去したい」と考え、どのくらいの費用がかかるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。看板の撤去費用は、種類や大きさ、設置場所などによって異なります。
この記事では、看板の撤去費用の相場や費用を安く抑える方法、業者へ依頼するときの注意点を詳しく解説します。看板の撤去を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
【種類別】看板の撤去費用の相場
看板の撤去費用は、種類や大きさによって異なります。看板の種類ごとの撤去費用相場は、以下のとおりです。
看板の種類 | 撤去費用相場 |
袖看板 | 2万〜3万円 |
壁面看板 | 3万程度 |
欄間看板 | 3万〜5万円 |
内照式看板 | 2万〜3万円 |
テント看板 | 2万〜5万円 |
スタンド看板 | 1万〜2万円 |
野立て看板 | 2万〜3万円 |
懸垂幕・横断幕 | 2万〜3万円 |
屋上看板・広告塔 | 10万〜20万円 |
文字看板 | 1万〜2万円 |
ウィンドウステッカー | 数千〜2万円 |
なお、これらの費用は一般的な相場であり、実際の費用は看板の大きさや取り付け場所によって異なります。基礎撤去工事が必要な場合は、追加費用が発生する可能性があるため、相場より費用が高くなる可能性があります。また、看板の撤去後に発生した産業廃棄物の処分費用も別途請求されるので注意が必要です。
ここからは、看板の種類ごとの特徴と撤去にかかる費用相場を詳しく解説します。
袖看板
袖看板は、ビルや店舗などから道路に突き出すように設置する看板で、建物の外壁や支柱に取り付けるのが一般的です。建物から突き出して見えるため、突き出し看板と呼ばれることもあります。撤去にかかる費用は、2万〜3万円程度が相場です。
壁面看板
壁面看板は、店舗や事務所の入り口上部や壁面の目立つ場所に取り付ける看板のことです。通行人の目に止まりやすく、お店や会社のアピールができます。撤去にかかる費用は3万円程度が相場です。
欄間看板
欄間看板は建物の正面に取り付ける看板で、ファサードサインとも呼ばれます。内側に照明が付いている内照式やスポットライトで照らす外照式など、さまざまなタイプがあります。撤去にかかる費用は、3万〜5万円程度が相場です。
内照式看板
内照式看板とは、看板の内部にLED照明や蛍光灯などの照明を仕込んでいる看板です。内側から照らすことで、夜間でも看板全体をむらなく照らせます。撤去にかかる費用は、2万〜3万円程度が相場です。
テント看板
テント看板はお店の入り口や外壁に取り付け、日除けや雨よけとしても利用できる看板です。飲食店やスーパーなどによく見られる看板で、撤去にかかる費用は、2万〜5万円程度が相場です。
スタンド看板
スタンド看板は、お店の前などに置く自立型の看板です。小さいものは自分で撤去できますが、大きかったり装飾が付いていたりするものは業者に依頼して撤去するのがおすすめです。スタンド看板の撤去には、一般的に1万〜2万円程度かかります。
野立て看板
野立て看板とは、道路脇や田んぼなどに設置する屋外看板のことです。通行人や電車・バスなどの乗客に企業の宣伝をしたり店舗への道順を案内したりする役割があります。撤去にかかる費用は、2万〜3万円程度が目安です。
懸垂幕・横断幕
懸垂幕や横断幕は、文字やイラストなどが施された長い幕の看板です。デパートの屋上などの高い位置から垂らして使います。学校で大会出場を祝う際や、イベントなどの宣伝をする際にも使われます。撤去費用の相場は、2万〜3万円程度です。
屋上看板・広告塔
屋上看板や広告塔は、建物の屋上に設置する看板です。広告面が大きいため、遠くからでも目に入りやすい特長があります。撤去には一般的に、10万〜20万円程度かかります。
文字看板
文字看板は、文字を立体的に切り取って壁面に貼り付ける看板です。ステンレスやアルミ、アクリル、カルプなどさまざまな素材から作られます。撤去費用は1万〜2万円程度が相場です。
ウィンドウステッカー
ウィンドウステッカーは、店舗の窓やガラス扉に貼るシールタイプの看板です。簡単に設置できるため、シーズンごとに貼り替えることができます。自分で剥がすこともできますが、跡が残る可能性があるため、業者に依頼するのがおすすめです。業者に依頼するときの相場は、数千~2万円程度です。
看板撤去の依頼先
看板撤去の依頼先は、解体業者と看板屋の2つがあります。看板屋は看板のみの撤去を専門とし、解体業者では看板以外の撤去工事も行います。それぞれの特徴を見ていきましょう。
解体業者
解体業者は、看板の撤去だけでなく店舗やビルなどの解体作業も行っています。看板の基礎部分の解体が必要な際や店舗の解体を同時に行う際は、解体業者に依頼するとスムーズに対応してもらえます。
解体業者と看板屋へ別々に依頼することに負担を感じる方は、すべての工事を解体業者に依頼してみましょう。
看板屋
看板屋は、看板設置や撤去を専門とする業者です。看板の基礎撤去や建物の解体を伴わない場合は、看板屋に依頼するのも1つの手段です。しかし、地域によっては看板屋が少ないため、その場合は解体業者を利用するとよいでしょう。
看板の撤去費用が高額になるケース
高所作業や足場の組み立てを伴う看板撤去工事では、費用が高額になる可能性があります。
ここでは、看板の撤去費用が高額になる具体的なケースを4つ解説します。
看板が特殊な構造や素材で作られている
特殊な構造や素材で作られている看板を撤去する際は、費用が高くなりやすいので注意が必要です。5mを超える大きな看板や支柱の本数が多い看板などは、撤去に特殊な機材や技術を必要とするため、通常より費用が高くなる可能性があります。
高所作業が必要となる
屋上看板や壁面看板などは、高所作業車を使って撤去する必要があるため、高所作業車の使用料やリース代が追加請求されます。さらに、高所での作業は一定の経験やスキルが求められるため、人件費もかさみやすい傾向があります。看板が高所に設置されている場合は、相場より高額になる可能性が高いと考えておきましょう。
足場を組む必要がある
高所での作業や人通りが多い場所での作業は、足場を設置する必要があります。加えて、高層ビルでの作業では、安全ネットの設置といった落下防止対策も必要となるため、通常より費用が高くなりやすいのです。
工事費用を抑えるために必要な足場を省略すると、思わぬ事故を起こしてしまう可能性があるので注意しましょう。
基礎撤去工事が必要となる
看板の基礎撤去が必要となる場合、重機を使用する大掛かりな工事になることで費用が高くなりやすい傾向があります。
基礎の状態は作業を進めてから初めて把握できることもあるため、見積もりの段階で正確な金額を出せない可能性も考えられます。スタンド看板や野立て看板といった自立タイプの看板は、基礎の上に設置されているケースが多いので注意しましょう。
看板の撤去費用を安く抑える方法
看板の撤去費用は、撤去業者に図面や資料を提示したり、複数業者から見積もりを取ったりすることで抑えられる可能性があります。
ここでは、看板の撤去費用を安く抑える方法を2つ解説します。
図面や資料を提示する
看板の図面や資料がある場合は、見積もりを依頼する際に業者へ提示しましょう。作業前に看板の構造がわかれば、業者がより正確な金額を出しやすくなります。
例えば、図面や資料で基礎の有無がわからず、作業を進めるなかで基礎の撤去工事が必要になると、追加費用が発生する場合があります。事前に正確な費用を把握するためにも、見積もりを依頼する際に図面や資料を提示しましょう。
複数の業者に見積もりを依頼する
看板の撤去費用は、種類や設置状態だけでなく、依頼先によっても異なります。そのため、複数業者に見積もりを依頼して、納得できる金額で依頼できるところを見つけることが大切です。また、複数業者の見積もりを比較することで適正価格を把握できれば、極端に高すぎる・安すぎる業者への依頼を避けられます。
特に極端に安すぎる業者は、手抜き工事をしたり撤去した看板を不法投棄したりする可能性があるので注意が必要です。見積金額だけでなく、内訳や作業内容などを丁寧に説明してくれるかも確認し、信頼できる業者を見つけましょう。
看板撤去を依頼する際の注意点
看板撤去を依頼する際は、仕上げ状況をチェックしたり廃棄物の処理方法を確認したりして、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
ここからは、看板撤去を依頼する際の注意点を詳しく見ていきましょう。
仕上げ状況をチェックする
業者によっては看板を撤去した後にできた穴を放置したり、地面が荒れたままの状態で作業を終わらせたりすることがあります。そのような状況を避けるためには、撤去場所の地面がきれいに整えられているかを自身で確認しましょう。
廃棄物の処理方法を確認する
業者のなかには、撤去した看板を適切な方法で処分せず、不法投棄するところもあります。廃棄作業を業者に任せていたとしても依頼主に責任が及ぶ可能性があります。そのようなリスクを避けるためにも、廃棄物の処理方法を確認したりマニフェストの提示を求めたりするようにしましょう。
まとめ
看板の撤去費用は、種類や大きさ、設置場所によって異なります。高所での作業が必要になったり、看板が特殊な構造や素材で作られていたりする場合は、相場より撤去費用が高くなる可能性があります。
また、基礎撤去工事の有無によっても費用が大きく異なるため、看板の構造を正確に把握できるよう、図面や資料を提出したうえで見積もりを依頼することが大切です。
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