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井戸の撤去費用相場は?埋め戻しの流れや注意点も詳しく解説

  • 付帯工事
  • 2024.01.04

岡山にお住まいの皆様こんにちは!
岡山の解体パートナーズブログ更新担当です!

井戸の撤去を検討している方の中には「費用相場が気になる」と悩んでいる人も多いでしょう。今回は、井戸の撤去の費用相場を分かりやすく解説しています。さらに、撤去の流れや注意すべきこと、お祓いについても解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

井戸とはどういうものなのか?

ひと昔前の日本には蛇口がなかったため、生活用水や飲み水は川から井戸を通じてくみ上げていました。井戸は水の確保に必要不可欠な存在であり、なおかつパワーが宿っているという考えから、信仰の対象とされてきました。

井戸の息抜きとは?

井戸の撤去では「息抜き」が行われます。息抜きは、井戸の底から外へパイプを通しガスを取り除く作業です。もしガスを抜かずに埋め戻しを行い、新たに建物を建てると、地盤が沈下する可能性があります。また、息抜きには「神様が外へ出られるように」「神様が呼吸できるように」という意味も込められています。

井戸のお祓いとは?

先述したように、古来より井戸にはパワーや神様が宿っているとされてきました。そのため、井戸を撤去するときは神様への気持ちを込めてお祓いをすることが多いです。お祓いは必ずしもしなければいけないわけではありません。ただし、地域の習わしや家族・親戚の考えを十分に考慮し、お祓いを行うべきか判断しましょう。

息抜きやお祓いは誰に依頼する?

息抜きは、解体業者か神主・僧侶に依頼するのが一般的です。お祓いは、地域の決まった習わしがある場合は従い、特に決まりがない場合は神主や僧侶に相談しましょう。

井戸の撤去費用相場

井戸の撤去費用相場は、井戸だけを埋め戻すのか、家も一緒に解体するのかによって変わります。また、お祓いにも約3万円の費用がかかるため注意しましょう。

井戸のみを埋め戻す場合

井戸のみを埋め戻す場合の費用相場は、約10万円です。埋め戻し方法や井戸の大きさなどによって費用が変わります。また、埋め戻しの際に使用する材料の種類や質によっても費用が変動するため、予算を立てるときは5〜20万円と幅広く設定しておいた方が安心です。

家の解体と合わせて撤去する場合

家の解体と合わせて井戸を撤去することもあるでしょう。その際の井戸の撤去費用相場は、約3〜5万円です。家の解体と一緒に井戸を撤去する場合は、解体で発生したコンクリートの砕石を再利用できるため、井戸単体の撤去よりも費用が安くなります。解体の途中で想定外に井戸が見つかったときでも、同じく3〜5万円で撤去が可能です。

お祓いを依頼する場合

お祓いを行う場合は、約3万円の費用が発生します。また、追加で神主や僧侶の交通費・出張費が必要なこともあります。まずは地域の習わしがないか確認し、神社やお寺などに相談してみましょう。

井戸を撤去する際の流れ

続いて、井戸の撤去の流れを一つずつ解説していきます。あまり馴染みがないかもしれませんが、工程を知っておくと撤去がよりスムーズに行えるでしょう。

1.お祓いを行う(必要な場合)

必要だと判断した場合は、撤去に取り掛かる前にお祓いを行いましょう。一般的には、神主や僧侶に来てもらうことが多いです。お祓いをしていないと、土地を売却する際に買い手が付きにくい可能性もあるため、お祓いをするかどうかしっかり検討するのがおすすめです。

2.井戸内の水やゴミを取り除く

井戸の中に水やゴミが溜まっている場合は、全て取り除いて綺麗にします。ここで不要な汚れをきちんと掃除しておくことで、息抜きや埋め戻しの作業が速やかに行えます。

3.息抜きを行う

息抜きでは、井戸の底から竹や塩化ビニール製のパイプを通してガス抜きを行います。ただガスを抜くだけではなく、「神様が外へ出られるように」といった意味も込められており、丁寧な作業が必要です。いつパイプを抜くのか、どれくらいの時間息抜きをするのかは明確な基準がないため、基本的には解体業者に任せておくとよいでしょう。

4.埋め戻しを行う

息抜きを終えたら、埋め戻しを行います。この際、できれば井戸を掘る前の状態に戻すのが最も理想です。しかし、実際は地層の関係で完全に元の状態に戻すのは難しいため、砂利や砕石、土を使い分けながら慎重に埋め戻しを行います。埋め戻し方法を間違うと、地盤沈下や水質汚染の原因になる恐れがあるため、注意して作業しなければなりません。

5.井戸の枠の撤去と仕上げを行う

最後に、井戸の枠を撤去して整地を行います。井戸の枠を残しておくと、地盤沈下の恐れがあるため、こだわりがない場合は撤去するのが基本です。仕上げに表面をなだらかに整えて作業終了となります。

井戸を撤去する際の注意点

井戸を撤去するときは、様々なことに注意しながら作業しなければなりません。ここでは、施主側も頭にいれておきたい、井戸の撤去に関する注意点を6つご紹介します。

地下に埋設物がないかしっかり確認する

井戸を撤去するときは、地下に埋設物がないか事前に確認しましょう。地下の埋設物や建造物は地盤を支える役割を担っていることもあり、撤去してしまうと地盤が崩れる可能性があります。撤去後に何らかの影響が出ることを防ぐため、あらかじめ井戸の底や周辺をチェックしておくと安心です。

正しい手順で埋め戻しを行う

埋め戻しは、適当に作業を行うと地盤沈下や地下水の水質汚染につながる可能性があります。また、再度埋め戻しが必要になったり、不法投棄として扱われる恐れもあります。井戸の埋め戻しの実績・経験が豊富にある業者を選ぶなど、十分注意しましょう。

自力での作業はなるべく避ける

井戸の撤去は家などの解体よりも工程が少ないため、自力で撤去してしまおうと考えている人もいるかもしれません。しかし、先述してきたように井戸の撤去は慎重に行わなければならず、経験がないままに自力で作業をするのはおすすめできません。万が一のことを考え、専門業者に依頼するのが安心です。

お祓いが必要かどうかしっかり検討する

お祓いには約3万円の費用がかかることもあり、お祓いをするかどうか悩んでいる人も多いでしょう。儀式的なことにそれほどこだわりを感じない場合は、お祓いをせずに撤去することも可能です。ただし、お祓いをしなかったことで今後、土地の売買が成立しにくくなる可能性も考えられます。地域の住民や家族ともしっかり相談し、後悔のないよう判断しましょう。

実績のある業者に依頼をする

業者を選ぶときは、過去に井戸の撤去の実績がある業者を選びましょう。ホームページや口コミを見て、信頼できる業者かどうかチェックするのがおすすめです。また、お祓い・息抜きなど儀式的な作業もあるため、井戸に対するしきたりや習わしに理解を示しているかどうかも確認しておきましょう。

複数業者に見積もりの依頼を行う

井戸の撤去の際だけではなく、解体工事や新築工事を行うときは業者に見積もりを依頼するのが一般的です。見積もりは、1社だけではなく2社以上に依頼するとよいでしょう。1社だけだと、工程や費用の比較ができないといったデメリットがあります。複数の業者に連絡をするのが面倒に感じる場合は、一括見積もりサイトを利用すると手間を減らせるためおすすめです。

井戸を撤去せずにそのまま活用する方法もある

井戸は無理に撤去せず、そのまま活用することも可能です。もしまだ井戸が使える場合は、生活用水としてだけではなく災害時の水の確保にも役立ちます。また、土地の売却の際に古き良き井戸に魅力を感じて買い手が付くケースもあるため、撤去をする際はよく検討しましょう。

まとめ

井戸は古くから、水の確保に重要な存在であり、神が宿る物として信仰の対象とされてきました。そのため、井戸の撤去では、お祓いや「神様が外へ出られるように」という意味もある息抜きが行われます。撤去費用の相場は、井戸のみの場合約10万円、家の解体も一緒に行う場合は3〜5万円を目安にするとよいでしょう。お祓いは、追加で3万円ほどかかることが多いです。撤去はお祓い、息抜き、埋め戻しの順番で行うのが基本です。あらかじめ、埋設物の有無や、お祓いをするべきかなどしっかり確認・検討しておきましょう。井戸の撤去は丁寧な作業が求められるため、複数の業者に相見積もりを依頼し、実績のある業者を選ぶのがおすすめです。

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