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解体工事で発生するほこりの苦情はどこに言えばいい?相談先と対策を解説

  • 家の解体
  • 2024.03.18

今回は「解体工事で発生するほこりの苦情はどこに言えばいい?」という方に向けて、相談先を解説します。ほこりの影響を抑える対策も解説しているので、解体工事で発生するほこりのストレスを軽減したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

解体工事のほこりに苦情を入れたいときの対処法

解体工事で発生するほこりに苦情を入れたいときは、施主に伝えたり、自治体の窓口に相談したりするのが効果的です。

まずは、解体工事のほこりに苦情を入れたいときの対処法を解説します。

施主に伝える

解体工事のほこりに苦情を入れたいときは、まず施主に伝えるのがおすすめです。なぜなら依頼主である施主を通して解体業者に苦情を入れた方が誠実に対応してもらいやすいためです。一方、解体業者に直接連絡すると、クレーマーとして処理されたり、トラブルにつながったりする可能性があります。

また、ほこりの苦情に対して養生シートの追加などの対応をして追加費用が発生する場合は、施主の許可が必要となります。そのため、施主と解体業者で打ち合わせをしてもらった方がスムーズに改善しやすいでしょう。

解体業者に連絡する

施主に相談しても改善が見られないときは、施主が解体業者に伝え忘れている可能性が考えられます。そのような場合は、早めに改善してもらうためにも、解体業者に直接連絡してみましょう。

解体業者に苦情を入れるときは、施主に連絡していることを伝えたり、工事責任者に連絡したりすることが大切です。解体業者の作業員に伝えたとしても、工法変更の決定権がないことで改善してもらえないことが考えられます。適切な対処をしてもらうためにも、苦情を伝える相手を選びましょう。

自治体の窓口に相談する

施主や解体業者に苦情を伝えても改善されないときは、自治体の公害苦情相談窓口の利用を検討しましょう。

公害苦情相談窓口では、職員が苦情を聞いたうえで現地調査で状況を確認し、必要に応じて指導することができます。具体的には、自治体の担当者から現場責任者に対し、防じんシートや散水などの粉じん対策を徹底するよう伝えてくれます。

解体工事のほこりに対する規制はない

解体工事で発生するほこりの量は、法律や条例で規制されていません。そのため、施主や解体業者に苦情を伝えても、改善してくれるとは限らないでしょう。

しかし、解体工事では養生シートを設置したり散水をしたりして、ほこりが飛散しないように対策するのが一般的です。養生シートの設置や散水をせず工事を進めているようなら、改善の余地があるため、施主や解体業者に対応を求めてみましょう。

解体工事のほこりの影響を抑える対策

解体工事では、業者が養生シートを設置したり散水をしたりしてほこりの対策をするのが大前提です。しかし、いくら対策をしていても、ほこりの飛散をゼロにすることは困難です。そのため、ほこりの被害を抑えるには、戸締りをしっかりするなどの対策を取ることも大切といえます。

ここからは、解体工事のほこりの影響を抑える対策を見ていきましょう。

洗濯物を外に干すのを控える

近隣で解体工事が行われているときは、工事をしている時間帯に洗濯物を外に干すのは控えましょう。洗濯物にほこりが付着すると、取り込んだときにほこりが部屋に入ったり、洗濯をやり直したりする手間がかかってしまいます。洗濯物にほこりが付着するのを防ぐためにも、部屋干しをする、もしくは干す時間帯をずらすのがおすすめです。

車にほこり防止カバーを付ける

仕事や買い物で車を別の場所に車を停めていれば、大きな影響を受けることはありませんが、解体現場の近くに駐車しているとフロントガラスやルーフなどにほこりが積もることがあります。

解体工事の粉じんが気になる場合は、ほこり防止カバーを付けて対策をするのがおすすめです。車のほこり防止カバーは、1,000円前後で買えるものもあるので、車への被害を抑えたい場合は購入を検討してみましょう。

なお、近隣の車にほこりの被害が及ぶと予想されるときは、解体業者の方で車にシートを設置してくれることがあります。その場合は、事前に車の所有者に相談したうえで設置されるのが一般的です。

戸締りをしっかりする

解体工事中に窓を開けていると、ほこりが家の中に入ってくる可能性があります。ほこりが入ってくると、掃除の手間が増えるだけでなく、アレルギーなどの健康被害につながることも考えられるので、解体工事中は窓を閉めておきましょう。

解体工事のほこりには、業者がしっかり対処するのが前提ですが、このように自分でもできる対策をしておくことでストレスを軽減しやすくなります。

解体工事のほこりに関する苦情を防ぐために施主ができること

解体工事の施主になったときは近隣トラブルを防ぐためにも、信頼できる解体業者を選んだり、近隣住民へ挨拶に行ったりすることが大切です。

ここからは、解体工事のほこりに関する苦情を防ぐために施主ができることを解説します。

信頼できる解体業者を選ぶ

信頼できる解体業者を選べば、ほこりの飛散対策や近隣住民への配慮をしながら工事を進めてもらえるでしょう。信頼できる解体業者かどうか判断する際は、以下をチェックするのがおすすめです。

  • 建設業許可証または解体工事業登録を持っているか
  • マニフェストのコピーの発行に応じてくれるか
  • 過去に行政処分を受けていないか
  • スタッフの対応や言葉遣いに違和感がないか など

加えて、複数社から見積もりを取って、金額や工事内容を比較することも大切です。例えば、相場よりも明らかに安い金額を提示する業者は、コストカットのために養生シートの設置や散水を省略している可能性が考えられます。トラブルを避けるためにも、高すぎたり安すぎたりする業者には依頼しないようにしましょう。

近隣住民へ挨拶に行く

解体工事のほこりによる苦情を防ぐには、事前に近隣住民へ挨拶に行くことが大切です。挨拶の言葉と工事説明があれば、住民も事前対策がしやすくなります。一方、説明もなく工事が始まれば、不信感がつのって苦情につながる可能性が高まります。

解体業者だけで挨拶することもありますが、近隣住民の理解を得るためにも、施主自身も同行するのがおすすめです。

養生シートの設置状況を確認する

解体工事では、建物全体を覆うように建物より少し高めに養生シートを設置するのが一般的です。しかし、養生シートが設置されていなかったり、建物を覆い切れていなかったりすると、ほこりが広範囲に飛散するリスクが高まります。

このような状況を防ぐためにも、見積もりの内訳を見て養生シートの設置費用が入っているかを確認することが大切です。見積書を見てもわからないときは、担当者に確認してみましょう。加えて、解体工事が始まったら、養生シートがしっかり設置されているかを現場で確認することが大切です。

散水作業の実施を確認する

一般的に、解体工事をする際は、ほこりが飛散しないように散水作業をしながら進めます。ほこりの飛散を抑えるには、散水量や散水する回数を増やすのが効果的です。ただし、散水で発生する水道代は、解体業者と施主のどちらが負担するのか明確なルールがありません。

そのため、打ち合わせの際に、散水の実施の確認と合わせて水道代はどちらが負担するのかを確認しておくのがおすすめです。加えて、養生シートと同様に、現場に足を運んでしっかり散水をしているかをチェックすることが大切です。

まとめ

解体工事のほこりに苦情を入れたいときは、トラブルを避けるためにも、まず施主に伝えるのがおすすめです。施主や解体業者に連絡をしても改善されないときは、自治体の公害苦情相談窓口の利用を検討しましょう。

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