危険なブロック塀を安全に撤去する専門業者の選び方とポイント
- 付帯工事
- 2025.09.10
岡山にお住まいの皆様こんにちは! 岡山の解体パートナーズブログ更新担当です!
ご自宅のブロック塀を見て、「もしかしたら、もう寿命かな?」と不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、古いブロック塀を放置していると、地震や台風などの自然災害によって倒壊する危険性があり、非常に危険です。
この記事では、ご自宅のブロック塀が安全かどうかを判断する方法から、撤去にかかる費用、利用できる補助金制度、そして信頼できる専門業者の選び方まで、ブロック塀の撤去に関するあらゆる疑問を解決します。
この記事は、以下のような疑問や不安を抱えている方にぜひ読んでいただきたいです。
- 自宅のブロック塀が安全か知りたい
- ブロック塀の撤去費用がいくらかかるか知りたい
- 撤去に使える補助金や助成金があるのか知りたい
- 信頼できるブロック塀撤去業者をどうやって選べばいいか分からない
もし一つでも当てはまる方は、ぜひ最後までお読みください。
あなたのブロック塀は大丈夫?危険なブロック塀のチェックリスト
ご自宅のブロック塀が安全かどうか、不安を感じている方も多いでしょう。
ここでは、建築基準法で定められている基準も踏まえ、ご自身で簡単にできるチェックポイントを解説します。
ブロック塀が危険な状態のサイン3つ
ブロック塀に以下のようなサインが見られたら、危険な状態にある可能性があります。
ひび割れや亀裂
塀の表面にひび割れや亀裂が入っている場合、内部の鉄筋が腐食している可能性があります。
特に、縦や横ではなく斜めにひびが入っている場合は、構造的な欠陥を示していることが多いです。
傾きやぐらつき
塀が明らかに傾いていたり、手で押すとぐらついたりする場合、基礎が弱っているか、土圧に耐えきれなくなっているサインです。
放置すると、突然倒壊する危険性があります。
ブロックの欠損や剥がれ
ブロックの角が欠けていたり、表面のモルタルが剥がれ落ちていたりすると、ブロック自体の強度が低下していることを意味します。
内部に水が浸入し、さらなる劣化を招く可能性があります。
なぜ古いブロック塀は危険なのか?
「うちのブロック塀はまだ大丈夫だろう」と考えていませんか?
しかし、古いブロック塀にはいくつかの危険性が潜んでいます。
まず、建設された当時は耐震基準が現在ほど厳しくなかったため、現在の基準を満たしていないことがほとんどです。
さらに、ブロック塀の内部にあるはずの鉄筋が、そもそも入っていない、または間隔が広すぎるケースも少なくありません。
私の解体現場での実体験でも、昭和時代に建てられたブロック塀を解体した際、鉄筋が一本も入っていないことがありました。
この衝撃的な事実を目の当たりにし、ブロック塀の耐震性がどれほど重要かを改めて痛感しました。
ブロック塀の撤去にかかる費用相場と内訳
ブロック塀の撤去を検討する際、最も気になるのが費用でしょう。
ここでは、費用相場と内訳、そして費用を左右する要因について詳しく解説します。
費用を左右する3つの要因
ブロック塀の撤去費用は、主に以下の3つの要因によって変動します。
ブロック塀の高さと厚み
塀の高さや厚みが増すと、解体するブロックの量が増え、作業時間も長くなるため、費用は高くなります。
一般的に、高さ1mあたりの単価で計算されることが多いです。
撤去するブロック塀の量
塀の長さが長いほど、撤去する量が増えるため、費用は比例して上がります。
作業の難易度
塀の周辺に障害物があったり、重機が入れない狭い場所だったりすると、手作業での解体が必要となり、費用が高くなる傾向があります。
また、道路に面している場合は、交通整理のためのガードマン配置費用が発生することもあります。
見積もりの取り方と注意点
適正な価格でブロック塀を撤去するためには、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
詳細な内訳を求める
見積もり書には、「解体費用」「廃材処分費」「重機回送費」「交通誘導費」など、細かな項目が記載されているか確認しましょう。
一式とだけ書かれている場合は、追加費用を請求される可能性があるため注意が必要です。
追加費用がないか確認する
見積もり以外の追加費用が発生する可能性について、事前に業者に確認しておきましょう。
予期せぬトラブルを避けるために、口頭だけでなく書面で残しておくのがおすすめです。
撤去費用を抑える!ブロック塀撤去の補助金制度を徹底解説
ブロック塀の撤去にはまとまった費用がかかるため、補助金や助成金制度を活用できないか知りたい方も多いでしょう。
多くの自治体では、地震によるブロック塀の倒壊を防ぐため、撤去費用の一部を補助する制度を設けています。
補助金・助成金制度の対象条件は?
補助金制度の対象となるブロック塀には、いくつかの条件があります。
建築基準法に違反しているブロック塀
高さが2.2mを超えている、鉄筋が入っていない、控え壁がないなど、建築基準法に違反しているブロック塀が対象となることが多いです。
道路に面しているブロック塀
公共の道路に面しているブロック塀は、倒壊した場合に通行人に被害を及ぼす可能性があるため、補助金の対象となることが一般的です。
特定の高さ以上のブロック塀
多くの自治体では、高さが1.0m以上や1.2m以上など、特定の高さ以上のブロック塀を対象としています。
その他
自治体によって、「建て替え後のブロック塀も対象となるか」「申請期間はいつまでか」など、細かな規定が異なります。
〇〇市(お住まいの地域)の補助金制度は?
お住まいの地域によっては、ブロック塀の撤去費用を補助する制度があります。
具体的な補助金の金額や対象条件は、各自治体のウェブサイトや窓口で確認できます。
ブロック塀撤去の正しい手順と流れ
ブロック塀の撤去は、専門的な知識と技術が必要な作業です。
ここでは、業者に依頼した場合の一般的な流れと、DIYで撤去することの危険性について解説します。
専門業者に依頼した場合の流れ
専門業者に依頼すると、以下のような流れでスムーズに工事が進みます。
お問い合わせ・現地調査
まずは業者に連絡し、現地調査の日程を調整します。
現地でブロック塀の状態や周辺の状況を確認してもらい、適切な撤去方法を提案してもらいます。
見積もり
調査内容に基づいて、具体的な見積もりが提示されます。
内訳や追加費用の有無などをしっかりと確認しましょう。
契約・近隣への挨拶
見積もりに納得したら契約を締結し、工事日程を決定します。
騒音や振動が発生するため、工事前には近隣住民の方々へ挨拶と工事内容の説明を行います。
この挨拶を代行してくれる業者も多いです。
解体工事
重機や手作業でブロック塀を解体します。飛散防止ネットを張るなど、安全に配慮した作業が行われます。
廃材の運搬・処分
撤去したブロックやコンクリートは、産業廃棄物として適切に処分されます。
整地・清掃
解体後の敷地を整地し、清掃して工事完了となります。
DIYで撤去は可能?
「費用を安く抑えるために自分でやってみようかな?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、ブロック塀の撤去をDIYで行うことは、非常に危険です。
まず、ブロック塀は見た目以上に重く、倒壊の危険性が常にあります。
解体中に予期せぬ方向へ倒れて、大怪我を負う可能性も否定できません。
また、内部に埋め込まれている鉄筋が思わぬ方向に跳ねてきて、怪我をするリスクもあります。
私の解体作業員も、過去に鉄筋が跳ねてきて、あと一歩で大事故になりかけたという話を聞いたことがあります。
さらに、撤去で発生した大量のブロックやコンクリートは産業廃棄物となり、一般ゴミとしては捨てられません。
不法投棄と見なされると、高額な罰金が科せられることもあります。
このような理由から、ブロック塀の撤去は、安全性や法令遵守の観点からも、専門業者に依頼することを強くおすすめします。
信頼できるブロック塀撤去業者の選び方
安心してブロック塀の撤去を任せるためには、信頼できる業者を選ぶことが不可欠です。
悪徳業者に騙されないためのポイント
悪徳業者に騙されないためには、以下のポイントに注意して業者を選びましょう。
見積もり内容が明確か
一式」と書かれた見積もりではなく、詳細な内訳が明記されているか確認します。
口頭での約束はしない
見積もりや契約内容について、口頭で追加費用や変更を伝えられた場合は、必ず書面で残してもらいましょう。
極端に安価な見積もりには注意
相場を大きく下回る見積もりを提示された場合、追加費用を後から請求されたり、不適切な方法で工事を進められたりする可能性があります。
会社の許可や実績を確認
解体工事を行うには、「建設業許可」や「解体工事業登録」が必要です。
これらの許可を保有しているか、過去の実績は豊富かを確認しましょう。
業者選びで失敗しないために
業者選びで失敗しないためには、まずは複数の業者から相見積もりを取ることが大切です。
そうすることで、各業者の費用や対応を比較検討でき、適正な価格を見極めることができます。
また、見積もり時の担当者の対応も重要です。質問に丁寧に答えてくれるか、こちらの不安に寄り添ってくれるかなど、担当者の人柄も判断材料にしましょう。
ブロック塀を撤去した後の活用方法
ブロック塀を撤去した後、更地にしておくこともできますが、新しいフェンスや門扉を設置して、お庭をより安全で魅力的な空間に変えることもできます。
フェンスや生垣へのリフォーム費用
ブロック塀の代わりに設置するフェンスの種類によって、費用は大きく異なります。
| メッシュフェンス | 比較的安価で、通風性や採光性に優れています。 |
| アルミフェンス | 耐久性が高く、デザインも豊富です。 |
| 木製フェンス | 自然な風合いで、庭の雰囲気を温かくしてくれます。 |
| 生垣 | 自然な目隠しになり、景観も良くなりますが、定期的な手入れが必要です。 |
まとめ
この記事では、ブロック塀の撤去に関する費用、補助金、そして専門業者の選び方について解説しました。
ご自宅のブロック塀が安全な状態かどうか、この機会にぜひチェックしてみてください。
古いブロック塀は、放置すると倒壊の危険性があり、取り返しのつかない事故につながる可能性があります。
安心・安全な暮らしのためにも、危険なブロック塀は早めに撤去を検討しましょう。
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