浄化槽の撤去を考えている方へ|費用・流れ・補助金の全知識
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- 2025.05.30

岡山にお住まいの皆様こんにちは!
岡山の解体パートナーズブログ更新担当です!
浄化槽を撤去しようと考えたとき、
「費用はいくらかかるの?」「撤去しないとダメ?」「補助金は出るの?」
など、さまざまな疑問や不安を感じていませんか?
浄化槽の撤去は、建物の解体や下水道接続と密接に関係しており、正しい知識がないまま放置していると、後々トラブルにつながることもあります。
この記事では、「浄化槽 撤去」に関して、費用相場や工事の流れ、法律上の注意点まで、実際に工事を検討している方が知っておくべき情報をすべて解説します。
この記事を読むことで、浄化槽の撤去が必要な理由や、適正な費用の目安、工事にかかる日数や補助金の有無まで、幅広く理解できるようになります。
浄化槽の撤去について初めて調べている方
解体やリフォームの際に撤去が必要か迷っている方
費用や法律に関して不安がある方
このような方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
浄化槽の撤去とは?
浄化槽とは、家庭から出る生活排水をきれいにしてから地中に放流する設備のことです。
公共下水道が整備される前の住宅に多く設置されています。
しかし、公共下水道の普及により、浄化槽の使用をやめて下水道に接続する家庭が増えており、それに伴って「浄化槽の撤去」が必要となる場面も増加しています。
浄化槽をそのまま残しておくと、地盤沈下や悪臭の原因になることもあり、建て替えや解体をする際には基本的に撤去が推奨されています。
解体工事を依頼する前に、浄化槽の状態や設置位置、容量などを調べておくと、スムーズに撤去作業へと進めることができます。
浄化槽の撤去にかかる費用相場
浄化槽撤去にかかる費用は、サイズや設置場所、地盤の状態によって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
一般的な費用の目安
小型の浄化槽(5人槽〜7人槽) | 約10万円〜20万円 |
中型の浄化槽(10人槽〜20人槽) | 約20万円〜40万円 |
大型の浄化槽(30人槽以上) | 約50万円〜80万円以上 |
この費用には、浄化槽の内容物の汲み取り、浄化槽本体の撤去、埋戻し、残土処理、整地などが含まれます。
特に、浄化槽がコンクリート製の場合は割砕作業が必要になるため、費用が高くなる傾向にあります。
追加費用が発生するケース
地中に浄化槽が2つ以上ある場合
周辺道路が狭く重機が使えない場合
撤去作業中に地中障害物が見つかった場合
これらの条件がそろうと、約10万円〜20万円ほどの追加費用が発生することがあります。
見積もり段階で現地調査をしてもらうことが大切です。
浄化槽の撤去手順と工事の流れ
実際の浄化槽撤去工事には、いくつかの工程が必要です。
専門業者が適切な方法で処理を行わなければ、法律違反や事故の原因にもなりかねません。
1. 汲み取り・洗浄
まず、浄化槽内に残っている汚泥や水をバキューム車で吸引し、専門業者により適切に処分します。その後、高圧洗浄機などで内部を洗浄します。
2. 蓋・本体の解体撤去
コンクリート製やFRP製の蓋を外し、浄化槽本体を重機を使って掘り出します。
コンクリート製の場合は割砕処理も必要です。周囲の構造物を傷つけないよう慎重に作業を行います。
3. 埋戻しと整地
撤去後の空洞には砕石や土砂を入れてしっかりと埋戻しを行います。その後、地盤をしっかりと締め固め、整地します。地盤沈下を防ぐためにも適切な処理が必要です。
浄化槽撤去に関する法律・義務と注意点
浄化槽撤去は「やってもやらなくてもよい」作業ではなく、一定の条件下では義務となる場合があります。
特に、下水道法や建築基準法に関連した義務を理解しておくことが大切です。
公共下水への切り替え義務
公共下水道が整備された地域では、一定期間内に既存の浄化槽を廃止し、下水道への切り替えを行うことが義務づけられています。
岡山市などでは、整備完了後3年以内の切り替えが必要とされる地域もあります。
自治体によってルールが異なるため、必ず事前に確認しましょう。
浄化槽廃止届の提出
撤去を行う場合、「浄化槽廃止届」の提出が義務付けられています。
提出先は市町村の環境課などで、撤去工事前に申請が必要です。
提出には、設置場所や容量、撤去予定日などを記載した様式が必要で、業者が代行してくれるケースもあります。
浄化槽撤去後の土地活用にも影響
浄化槽を撤去せずに埋め戻しただけでは、将来的な地盤沈下や構造物の傾きの原因となることがあります。
特に建て替えや土地売却を検討している方は、しっかりとした撤去が求められます。
まとめ
浄化槽の撤去は、解体工事や土地の再活用を行う上で避けては通れない重要なステップです。
撤去には費用がかかりますが、地盤沈下や悪臭、法律上の義務などを考慮すれば、早めの対応が得策です。
浄化槽撤去にかかる費用は工事内容や地域によって変動するため、信頼できる解体業者に現地調査と見積もりを依頼することをおすすめします。
撤去後の整地や届け出の手続きまで一括で対応してくれる業者を選ぶと、手間も少なく安心です。
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